女性ならではの視点が満載! プロの目からみた失敗しない家探しの方法とは?
女性目線のアドバイスをしてくれる「住まいの相談窓口 リンク・ベル」に、不動産のよくある相談を聞きました
海浜幕張駅近にある「住まいの相談窓口 リンク・ベル」
不動産の仲介を行いながら住まいに関する相談を行っています。
マイホーム購入や買い替えは、家族にとって大きなイベント☆
「こんなはずじゃなかった」、「あの時やっぱり買えばよかった」と後悔するのは避けたいですよね!
今回お話をうかがうのは、「住まいの相談窓口 リンク・ベル」代表の館山洋美さん。
館山さんは、女性ならではの細やかな視点で悩みを聞き、住まいの専門家として具体的なアドバイスや提案を行っています。最近増えている相談は、遺産相続した家や土地の売買問題。家族だけで話し合いが難しいことも、館山さんが間に入り、考えを言語化することで解決に導きます。
「『相談して良かった』と満足してもらえることが何よりも嬉しい」と話す館山さんに、不動産や住まいに関する相談で多く寄せられる項目について詳しく教えてもらいました!
相談者のリピートも多数!
やさしい語り口で、話しやすさ抜群です。
大手不動産会社に長年勤務し、これまで約600件の住まい探しや売却をお手伝いしてきました。
2018年独立し、住まいの相談窓口 リンク・ベルをオープン! 女性目線で、首都圏内の物件の購入・売却、賃貸、リフォームなど、住まいに関する幅広い相談を行っています。
資産運用や相続など、必要に応じてFP(ファイナンシャルプランナー)や司法書士、税理士など有資格者の紹介も行っているので安心☆
出張相談も可能です。
不動産を買う時のトラブル! マイホームを買う時は、まず家族会議をすべき!?
売って買う時のトラブル スムーズな買い替えをするために考えておくこと
家は子どもが独立した後、将来的に夫婦2人で住むことまで考えましょう!
・家族で話がまとまらなくて、結局買うのを断念…。
・子供が「学校からの距離が変わるのが嫌」と反対され、揉めました。
・買ってから、もっといい家があったんじゃないかという点がいくつも見えてきた。
【中古物件のケース】
・住んでみて、やっぱりリフォームしておけばよかったと後悔!
・リフォームにかかる時間を考慮しておらず、引っ越し時期が伸びて余計な出費がかかってしまった。
マイホーム購入の際に一番大切なことは、「家族全員の意見を言語化すること」です!
家族にとって大切なことは何か、購入のタイミングや引っ越し後の暮らしのイメージをしっかり持つことが大切です。税控除、資金はもちろん、家電の買い替え時期、引っ越しハイシーズン、学校の入学説明会など、細かくイメージしておくと後から慌てることが少なくて済みますよ。今の住まいの嫌なところや改善したいところも、確認しておくといいですね。
物件は、最初は夫婦だけで見るのがおススメ。そこからお子様に見てもらって反応を確かめましょう。お子様の意見をきちんと聞く場を作ってあげてくださいね。
ご主人と奥様の意見の相違も多くあります。正直なところ、ご主人の9割の方が「奥様が本当に望んでいること」を分かっていません。奥様が譲れないポイントが何か、整理するお手伝いをさせて頂きます!
もし中古物件を検討しているなら、必ずリフォームすることを考慮しておきましょう。新築を購入するスケジュールとは異なります。購入後の流れの詳細はご相談くださいね。
家を早く売ろうとして、買い叩かれてしまったという例も。
売る買うのタイミングは、計画的に!
・家を売る前に買ってしまったら2重ローンの期間が発生…!
・物件が見つかる前に家を売ってしまった。賃貸物件でしばらく過ごさないといけなくなり、出費が増えてしまうことに。
・住んでいる状態で内覧したり、写真を撮ったりするので、家の片付けが大変だった。
家を売るのと買うのは、同時並行で進めるのが基本。家の購入代以外にかかる出費や手続きが多いので、それぞれのタイミングを押さえておくことはとても大事です!
今住んでいる家よりも「もっと快適な環境」を求めて買い替える人が多いのですが、買い替えが家族にとってベストな結果になるとは限りません。今の家の不満や、住みたい家の要望をしっかり確認して、スムーズに買い替えられるようにイメージしておきましょう。
ある程度資金計算をしてから内覧したほうが、失敗がありません!
ファイナンシャルプランナーをうまく味方につけましょう。
・理想が高くなってしまって、ローン返済が大変な状態に。
・ファイナンシャルプランナーに相談したら、一般的な話しかしなくて役立たなかった。
・悩みすぎて、好条件で買える時を逃してしまった。
理想の家を追い求めることは楽しいですが、現実的にローンはどの程度なら払えるか、夫婦でボーダーラインを共有をしておきましょう。ファイナンシャルプランナーは、所属している会社によって、保険や不動産など「商品を売る」という目的を持ってる場合があるので注意してくださいね。
また「100%満足できる家はない」と割り切るのも大事! 家は何のために買うのか明確にしておくと、後から魅力的と思う物件があっても心がゆらがなくて安心です。自分の家族が「引っ越そう!」と思った時が、1番の買い時ですよ☆
親が亡くなってから実家を処分するのは、感情が動かされて大変!
親が元気なうちにすべきことはたくさんあります。
・義理の家族(嫁ぎ先)が、何かと口を出してきてとても揉めた。
・空き家を更地にすると、固定資産税が6倍に上がるなんて知らなかった…。
・両親が亡くなった後、家の不用品処分代だけで120万円もかかってしまった。
・生前整理をしようと高齢の母に声をかけたら、嫌がって全く進まない。
「うちは財産がないから大丈夫、もめないよ」と思っている人ほど危険です!
一般家庭こそ、生前整理や財産(預金、家、土地、保険)など整理しておきましょう。第三者を入れて、親が元気なうちに整理して財産を把握しておくことが大切です。
生前整理は抵抗感を感じる方が多いのは事実です。ただ認知症になってしまったり、介護が必要になってからだったりだと、大変さが格段に増して大きなストレスになります。
スムーズに生前整理するには、「大事なものから整理する」のがポイント。いらないものを処分していこうとすると、「うちにいらないものはない」と反発を招く原因にもなります。
空き家問題が深刻になっている今、親が健康なうちにきちんと意見を交わし、整理しておくことはとても大切なことなんです☆
館山さんご自身も介護問題などを経験
今回、不動産のプロに相談してみて自分では分からない解決策がいろいろ出てきました!
女性目線で親身にアドバイスしてくれるので、家のことだけでなく、日々の暮らしのこと、子や親のこともしっかり考えて選択した方が、あとで後悔しないということがきっと再認識できるはず。
住まいの相談窓口 リンク・ベルでは、千葉県を中心に1都3県はもちろん、九州など遠方の物件でも、現地の信頼できる不動産屋さんの紹介することができます。オンライン相談も可能です◎
気軽に相談できる窓口が設けられているので安心。
悩んで苦しむ前に、暮らしのプロにまずは相談してみてくださいね!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。