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表彰状 記念の盾 千葉日報社
令和も2年目を迎えて間を置かず、加曽利貝塚ガイドの会にとって嬉しい出来事がありました。
千葉日報地域きずな賞 - 教育部門(記事末尾『注記』ご参照)の団体受賞者に選ばれました。
ガイドの会のボランティア活動を進める際の心掛けや精神が「地域きずな賞」の趣旨に沿ったものであると認めていただき、会員一同感謝申し上げるとともに意を強くし、心の拠り所にしております。
§ 千葉日報 記者の取材風景
本賞受賞に先立って、ガイドの会の活動全般にわたって千葉日報記者の取材を受けました。
見学者に対する観覧施設案内、縄文体験のサポートなどガイド活動の”フルコース”の取材でしたが、その一部のスナップ写真をご覧ください。
2017年10月、加曽利貝塚が「国宝相当の特別史跡」に指定されました。
2004年からスタートしたこのボランティア グループは、現在男女50余名のアクティブ シニアの会員からなり、「児童・少年の健全育成活動」に意を注ぎ、「案内ガイド・縄文体験サポート・縄文体験の事前準備 - 材料調達」など多方面の活動を続けています。
大きな比重を占める小学生の団体見学をはじめ、バラエティに富む見学者に対し、加曽利貝塚博物館や縄文記念公園に点在する貝層断面観覧施設などを一巡し、縄文時代や貝塚について案内ガイドをしています。
写真上段:左- 小学生の団体見学 中- 縄文秋まつりの「ふしぎ発見の旅」 右-「駅からハイキング」の見学者
写真下段:左- TV番組の取材 中- ドイツからの一般見学者 右- スロバキアからの一般見学者
主として第2・第4日曜日の「縄文ひろば」、および縄文春・秋まつりなど博物館イベントの時に 各種縄文体験メニューを用意し、見学者の体験サポートをしています。
写真上段:左- 火おこし体験 中- 縄文弓矢体験 右- 貝アクセサリー作り
写真下段:左- 縄文服試着 中-アンギン編み体験 右- 生涯学習センター 出張 「縄文ひろば」
縄文体験で使用する材料・消耗品の調達・加工や”体験キット”の作成などを行っています。
これらの事前準備に費やす”マンパワー”は相当なもので、少なくみてもガイドの会の”活動全エネルギー”の半分程度を占めていると感じられます。
§ 火おこし 縄文弓矢 アンギン編み 縄文服
事前準備の作業は多岐にわたりますが、その一部をスナップ写真で紹介します。
写真: 弓ギリ法の道具6点セットの内、弓とハンドピース製作 ―1、臼と火口(ホクチ)の製作 ―2 縄文弓矢体験の大人・子供用弓と手書きの獲物の的 製作 ―3 アンギン編み用材料の麻糸の染色と乾燥、糸の色合わせとセット組 ―4&5 縄文服製作の裁断・縫製・アップリケの縫い付け ―6
§ 貝アクセサリー ぶんぶんゴマ 材料の”面取り” 薪割り
貝アクセサリー作りやぶんぶんゴマに用いる材料の準備は 小木片の面取りやその穴あけ、各種貝殻、ビーズやそれらをつなぐ糸など多岐にわたり、相当の手間ひまを要します。
写真: 貝アクセサリー作り用材料~ウツギなど芯が空洞の小枝を切断、ツノガイをカットしヤスリでトゲをとる、小枝を輪切りにしたウッド・ベースに貝殻を貼り付ける ―1&2 ぶんぶんゴマ用 円形木片の程よい個所を採寸し、糸を通す小穴を2個開ける ―3 貝アクセサリー・ぶんぶんゴマなどに使う木片の”面取り”、全数処理するので凄い数になる ―4&5 復元竪穴住居の炉に焚くための薪割り ―6
『注記』千葉日報 地域きずな賞
まちづくり、伝統文化、教育、福祉の4部門で優れた活動を展開する県内の団体・個人を本社取材記者らが推薦し、本社選考を経て贈賞する顕彰制度。従来の「千葉日報社社会福祉賞」「千葉教育大賞」を統合、より幅広い分野を対象とした。地道に営まれる取り組みを情報発信することで、県内の発展につなげることを期待している。
選考では社会貢献度、継続性、先見性、独自性、地域密着度の観点から贈賞先を絞り込んだ。
取組みをたたえ、副賞(記念の盾、賞金5万円)を添えて表彰する。(千葉日報 本紙より)
(以上)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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