地元暮らしをちょっぴり楽しくするようなオリジナル情報なら、千葉市美浜区の地域情報サイト「まいぷれ」!
文字サイズ文字を小さくする文字を大きくする

千葉市美浜区の地域情報サイト「まいぷれ」

GO!GO! 千葉ジェッツ

「全力でできる残りのプレーをすべて大切に」伊藤俊亮選手

トップチームでの最後のチャレンジ、そして子どもたちにバスケを伝える

2016/08/16

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。
Profile
1979年6月27日生まれ、神奈川県出身。204cm、112kg、ポジションはセンター。
中央大学卒業後、東芝ブレイブサンダース(現・川崎ブレイブサンダース)に入団。その後リンク栃木ブレックスに移籍し、2009-2010シーズンにプロチームとして初めての優勝を果たしたときの中心的存在。三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(現・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)を経て、千葉ジェッツへ!

子どもたちがプロ選手を目指せる環境作りを

― いままで背番号34番でいらしたので、44が新鮮です!

34番は大エース(小野龍猛選手)がいらっしゃるので(笑)。
大学卒業後、15シーズンやってきて、そこからまた新しいチャレンジが始まるにあたって、あと10年やるつもりで頑張ろうという意気込みを込めて、44にしました。

― 入団発表時のコメントンに「自分のキャリアの最後のチャレンジ」とありましたが…。

年齢、タイミング、そしてリーグなどの外部環境を考えると、トップチームでやるチャレンジとしては最後になるんじゃないかなという気持ちがあります。広島カープの黒田博樹投手が、「あと何球かしか残っていないんだから、それに全部を出し尽くすんだ」ておっしゃってました(*)けど、すごく気持ちがわかります。そういうつもりで、全力でできるのがあと何プレーなのかを考えて、1プレー1プレーを大事にしていきたいと思います。

(*) 2015年1月、元ヤンキースの黒田博樹投手(当時39歳)が、8年ぶりに広島カープに復帰するにあたり、取材陣に語ったと報じられている。

― ジェッツに移籍した決め手を教えてください。

プロチームだということが一番大きいですね。島田慎二代表から熱心にお誘いを受けたということももちろんあります。
リンク栃木ブレックスを離れて、これからプロリーグを作らなければいけないという流れの中で、プロ化していく意識を運営サイドにも選手サイドにも植えつける動きをしたいと思って企業チームに行きました。が、今季からプロリーグができることになり、自分のチャレンジをどこに持っていきたいのか考えたときに、やはりプロチームに行きたいなという思いがありました。
何度かジェッツと対戦した中で、アリーナの雰囲気がよく、観客動員数が日本一というお客さんの前で、最後のプレーを大事にしているところをベテランとして見せることが最後の仕事だなと。いろいろな条件が揃って、ここしかない!と思いました。

― プロの選手にこだわっていた伊藤選手だからこそ、ジェッツの会場というのはグッとくるものがあったのではないですか?

それはありますね。ここで毎試合できたら楽しいだろうなって。
子どもがバスケットボールを選んで、バスケット選手を目指すというのが、これからのバスケット界で一番大事なことだと思っています。バスケット業界として、親御さんも含めてプロ選手を目指させる環境作りです。プロ選手になれるのは一握りかもしれないけど、そこを目標に人生を歩むとう選択肢をもってもらえるように、プロ選手として千葉でやっていければいいなと、そんな風に漠然と考えています。
幼稚園訪問などで子どもたちにアプローチし、身近に感じてもらうことからはじめて、そこからどういう人生がつながっているのかを表現できればと思っています。

― ジェッツはそういう取り組みにも積極的なので楽しみですね。

そうですね。もともとバスケに興味のある子が参加するクリニックとは別に、「バスケってなに?」「プロってなに?」というところにアプローチしていかないといけないと思っています。
元ヤクルトスワローズの宮本慎也さんが、幼稚園児にティーバッティングを教えることで野球というものを伝えて、その中から何人か残ってくれるんじゃないかとおっしゃっています。そういう活動のために、幼稚園、保育園にアプローチしていけたらなと思います。

― 以前ジェッツでも、6歳以下を対象にしたクリニックに選手が参加したことがありました。6歳以下でも、意外にできるものですね。

ドリブルとかはちょっと教えればできるようになりますよ。ボールを輪っかに通すとか、ボール遊びが楽しいよということをわかってもらい、そこからバスケを知ってもらって観戦につながればなと思います。

― お子さんがお好きなんですね。

好きですねぇ。

― 七夕の短冊に「子どもがたくさんうまれますように」と書いてらっしゃいましたが、何人ほしいんですか…?

いや、あれは「世の中で」ということなんですよ(笑)。近所で七夕まつりをやっていたので娘に短冊を書かせたら、それを書いたんですよね。「子どもがたくさん生まれますように」って。どうやら自分の子どもがほしいみたいですね。少子化が問題視される時代に、なかなかするどいですね(笑)。

「毎試合、毎プレー、一生懸命全力で戦っているところを見てください」

髪の毛をばっさりとカット。そしてジェッツの新しいユニフォームを着た伊藤選手!
髪の毛をばっさりとカット。そしてジェッツの新しいユニフォームを着た伊藤選手!
― ご自身のプレーのアピールポイントを教えてください。

ベテランのキャリアを持ち、サイズもあるので、インサイドで外国籍選手を相手にポジション争いをするというのが醍醐味です。プロレスみたいに、バチーン!ガツーン!という体のぶつかりあいを注目してください。華麗なシュートもバスケットのおもしろさですけど、からだのぶつかりあいもバスケットのもう一つの醍醐味でもあるので、その辺を見てほしいなと思います。

大野HCはかつての仲間だと思いますが、どういうサポートをしていこうと思っていらっしゃいますか?

大野さんは学生の頃からの、大スターで憧れの選手でした。学生で代表に入ったとき、すごく声かけてくださって、かわいがってくださいました。大野さんはそのときにもう社会人で、右も左もわからなくて必死でやっている僕に、生活も含めてすごく細かいところまで気を配ってくださったので助かった思い出があります。
ヘッドコーチになってもすごくいろいろなところに気がまわすと思うのですが、ヘッドコーチとしては全部を口に出せるわけでもないので、僕が中にはいってかみくだいて伝えるように、お手伝いできればなと思ってます。こういうチームを作りたい!というビジョンをもってらっしゃるので、そこにアジャストしていければ手伝いになると思います。

― チームの印象はどうですか?

同世代が集まっているイメージがあって、気心知れた関係になっているのだろうなと思っています。とびぬけて年長者なので、気を使わせないようにしたいなとは思います。

― まだいじられてないですか

大幅にはいじられてないですけど、ちょいちょい。ありがたい話で(笑)。

― 最後にファンの方にメッセージをお願いします。

新しいリーグがはじまりますし、そのタイミングで新しいチャレンジをさせてもらえることになったのは、みなさんのおかげだと思います。それをコートで表現するのが自分の仕事ですので、毎試合、毎プレー、一生懸命全力で戦っているところを会場に来て応援してください。ファンのみなさんも含めて千葉ジェッツだと思っていますので、プロリーグのプロチームの千葉ジェッツの新しい歴史をこれからいっしょに作っていく上で、一丸となって、気持ちを一つにして戦っていければいいなと思います。応援よろしくお願いいたします。


どうすれば背が高くなれますか?と聞くと、「ん~、カレーですかね」。カレー食べてるのに大きくならなかったなぁとつぶやくと、「飲んでますか?」と笑顔で。え~、飲んではいませんでした。
とっても気さくで、小さい子が近くを通ると優しい笑顔になって、でもコートに入るとパワフルで。そんなイートンにぜひ注目してください!

PICK UP 千葉市美浜区のお店 ~グルメ~

  • 株式会社オランダ家

    株式会社オランダ家

    千葉市美浜区新港211

    [ 和菓子・洋菓子製造メーカー ]
    本物の美味しさをお届け! 昭和の時代から愛される 千葉の手土産

人気のキーワード