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GO!GO! 千葉ジェッツ

マスク・ド・オッチーがコーヒーについて学んだ日。

《授業編》 マスク・ド・オッチーのコーヒー修業~PHILOCOFFEA×CHIBAJETS FUNABASHI~

2020/12/09

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。
コーヒーを淹れる粕谷哲さん
コーヒーを淹れる粕谷哲さん

第二回の修業は、なんと船橋市内の東葉高校で!!

2020年11月18日。
もくもくとコーヒーを淹れる粕谷哲さんの姿がありました。

ここは、飯山満駅にほど近い東葉高等学校。
6階にあるマルチBという教室には大きな窓があり、船橋市を見下ろす素晴らしい眺望です。

東葉高校が放課後に行っている企画「この指とーまれ 夕暮れカフェ」は、様々な分野のスペシャリストの生きた言葉を在校生が聞ける貴重な機会。
今までに、オペラ歌手や建築家、医学療法士、有名アイスクリームショップなどからゲストを招いてきました。また看護の仕事や京成電鉄車両基地など、働く現場に赴くこともあるそうです。
「船橋コーヒータウン化計画」リーダー 梶真佐巳さん
「船橋コーヒータウン化計画」リーダー 梶真佐巳さん
今日のゲストは、船橋コーヒータウン計画のリーダーである梶真佐巳さん。東葉高校の学校長である西村桂先生の、かつての教え子で、今回が3回目の登壇だそう。そして特別ゲストは、World Brewers Cup 2016世界チャンピオンであり、ファミリーマートの甘味焙煎コーヒーの共同開発者としても話題の粕谷哲さんです。梶さんと粕谷さんは、自家焙煎コーヒー店・PHILOCOFFEAの共同経営者。そのコーヒーは、船橋駅のシャポー船橋にあるラダーコーヒーで味わうことができ、千葉ジェッツのホームゲーム会場でも出店されたことがあります。
「今日は東葉高校でコーヒーを勉強しまジェッツ!」
「今日は東葉高校でコーヒーを勉強しまジェッツ!」
そしてさらには、赤い髪の怪しい人影が……
そうです。コーヒー修業の真っただ中、千葉ジェッツの地域振興キャラクター(仮)、マスク・ド・オッチーです。

梶さんは、船橋をコーヒーの街にするという「船橋コーヒータウン計画」について、そしてマスク・ド・オッチーがコーヒー修業中であることについて紹介をします。

「ジェジェジェ、ジェッツ。千葉ジェッツ。あなたの街のプロバスケットボール、千葉~ジェッツ!」と、マスク・ド・オッチーが自己紹介。「バスケで、コーヒーで、街を盛り上げる。粕谷師匠に弟子入りし、みなさんと一緒にコーヒーを学んでいきたいと思っています。よろしお願いしまジェッツ!」
なんだろう、このシュールな絵は…
なんだろう、このシュールな絵は…
コーヒーが配られると、しきりにスマホで写真を撮る高校生のみなさん。
「10分くらい経ってから飲むと、もっと香りが立ちますよ!」と梶さんが声をかけます。

「思ったより苦くない」、「香りが甘い」、「いままでコーヒーが飲めなかったけど、これなら飲める」、「今までコーヒーを苦いとしか思っていなかったけど、味が少しわかる」と、次々に感想が飛び交います。
「う、う、うまっ! 師匠のコーヒーはやっぱり美味しいですYO!」
「う、う、うまっ! 師匠のコーヒーはやっぱり美味しいですYO!」

世界一のバリスタが語る。そしてマスク・ド・オッチーが感銘する。

登壇する粕谷哲さん
登壇する粕谷哲さん
粕谷哲さんは穏やかな口調でコーヒーとの出会い、そして「世界チャンピオンで一生食べていけるわけではないので、自分が活動できる場所を作りたかった。自分と同じ志を持っている人がいれば、僕がやりたいことがもっと大きくできます」と、会社を立ち上げた経緯を話します。

その話を真剣に聞き、誰よりも大きなリアクションを見せながら、メモを取るマスク・ド・オッチー。
質疑応答では、積極的に手を挙げる姿も見られました。
謎のガッツポーズ。お話に手ごたえを感じたのでしょうか…?
謎のガッツポーズ。お話に手ごたえを感じたのでしょうか…?
粕谷さんの話は、トップになる目的、トップとしての心構え、今後の活動、そして学生の間に何を身につけてほしいのかということにも及びました。

コーヒー生産者が、急斜面にあるコーヒーの木で収穫した50~60kgの豆をかついでくだっていること。植える人、土を管理する人、雑草を刈る人…と、豆に至るまでにたくさんの人が関わっていること。コーヒーは美味しいだけではなくて、そういうビハインドがあることを伝えたいこと。日本一、世界一になれば、それが伝えられると思って大会に出たこと。影響力のある人には力が必要で、自分を変え、力をつけてトップになればいいと思うこと。成長を止めず未来を示すのがトップであること。だから常にチャレンジを続けること。そのために圧倒的行動力をもって、すぐやる、かならずやる、最後までやること。

どのお話も深く、聞き入ってしまう説得力がありました。粕谷さん曰く、「それが世界一だから説得力を持つ、ということだと思いますよ(笑)」
「日本一になりたいと思った人しか、日本一にはなれない」という言葉も、心に刺さりました。まさに、日本一を切望する千葉ジェッツ。今年こそ…。
質疑応答コーナーでは、「コーヒーに合うお菓子は?」「セブンイレブンとファミリーマートと、そのコーヒーの違いは?」「経営する上で、一番大事だと思うことは?」と、さらに深堀する質問が飛び出しました。

最後に窓から夕陽を眺めて、今回の「夕暮れカフェ」、そしてマスク・ド・オッチーの2回目のコーヒー修業は終わりです。

西村先生は「知らない職業に触れることが大事。それには若くて頑張っている人のほうが身近に感じられる。全校生徒の中で興味のある生徒だけが集まっているので、自己肯定感も感じられ、話が心に響いていると思います。いつもは30名ほどですが、今日は52名も集まりました」と、手ごたえを感じているご様子でした。
多岐に渡る深いお話に、生徒のみならず先生方も聞き入っていました。
多岐に渡る深いお話に、生徒のみならず先生方も聞き入っていました。
「ほぼ、ぶっつけ本番だった」という粕谷哲さん。「ビジョンを明確に強く持つということが伝わっていてほしいと思います。挑戦を続けるということにもつながりますから。学生のときは道に迷うこともあるかもしれないけど、ビジョンが明確であれば、あとは手段。コーヒーの多様性を伝えられたのもよかったですね」と、笑顔で感想を教えてくださいました。

さてさて、肝心のマスク・ド・オッチーは、しっかり勉強したのでしょうか?
左から、マスク・ド・オッチー、学校長・西村桂先生、梶真佐巳さん、粕谷哲さん
左から、マスク・ド・オッチー、学校長・西村桂先生、梶真佐巳さん、粕谷哲さん
「本日、粕谷師匠の講義を聞いて、コーヒーってただ苦い飲み物って思ってマシタが、コーヒー豆がそもそもフルーティな実から出来ていて、実は淹れ方次第で、フルーティーな味わいが出せる飲み物ということが良く分かりマシタYO!

また、コーヒーの歴史的背景も学び、
コーヒー豆の生産に携わる農家さんが想像を絶するご苦労をなさっている事実を知り、粕谷師匠がコーヒー一杯に込める想いが、ひしひしと伝わってきマシタ!

ボクも微力ながら、『船橋コーヒータウン化計画』の推進に向けて、コーヒー文化の発信と醸成に少しでも力になりたいデスYO!

そしてブースターのミンナに美味しいコーヒーを淹れられるよう、引き続きのコーヒー修行、頑張りまジェッツ!!」

さて。
次なる修業は?
また近日中にロケに行ってきますので、みなさん楽しみに待っていてくださいね!

ここでPHILOCOFFEAのコーヒーを味わうことができます!

よほど物欲しそうに見えたのか、先生が私にもコーヒーを分けてくださいました。
やっぱり美味しい…

梶真佐巳さんと粕谷哲さんのお二人がプロデュースするラダーコーヒーは、船橋駅直結です。みなさんも美味しいコーヒー体験をしてみませんか?

RUDDER COFFEE シャポー船橋店(ラダーコーヒー)

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