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編集部のつぶやき(千葉・船橋・市川・習志野・鎌ケ谷・松戸)

1960年建築の文化堂ビルが大規模リニューアル! 千葉の懐かしい風景が、再び輝く舞台の幕あけ

更新

『時をこえて再会を。文化堂ビルで。』過去の記憶に出会える場所へ【まいぷれ×Deepランド特別企画】

提供:サステナデザイン株式会社

千葉中央駅から徒歩1分、美術館通り沿いにある文化堂ビル。高度経済成長期の昭和35年(1960年)に文房具店とショールーム、オフィスの用途で建設された3階建ての建物は、千葉市に現存する歴史的な商業施設の一つです。1990年代に文房具店が撤退したあとは、テナントビルとして長年利用されてきました。

 

建物の老朽化もあり2024年6月に改修工事が始まり、同年11月末に竣工。

今後は2階、3階に飲食店等のテナントを誘致して、内装工事を行い、2025年春に複合商業施設としてグランドオープンを目指しているそうです。2階のテナントはまだ募集中とのことでした。
※2026年1月現在は満室です。

 

文化堂ビルの再構築を手がけたプロジェクトメンバーの一人「サステナデザイン株式会社」代表の山中さんに、プロジェクトにかける思いや今後の構想についてインタビューしました。

サステナデザイン株式会社とは

「地域のサステナブルをデザインする」をテーマに、その活動は地域の自然や暮らし、仕事、観光など多岐にわたります。特に地域資源を活かしながら次世代につなげることを目指しており、地域の「やってみたい」を実現するために企画から運営までトータルでサポート。

文化堂が歩んだ歴史について

消えゆく建物や歴史を記録する人気サイト「Deepランド

文化堂ビルの歴史を詳しくレポート!

未来にこめた思いとは? 文化堂プロジェクトのテーマは「再会」

お話を伺ったサステナデザイン株式会社の山中さん

山中さん

「文化堂ビルは、古き良き時代を感じるシンボリックな外観も相まって、長年地域で親しまれてきました。

幼いころに文房具を買いに行った記憶がある方、飲食店で友人や大切な方と食事をした思い出が残っている方も多いでしょう。

 

近年コンパクトシティ化の推進や建物の老朽化により、千葉駅周辺は昔からの建物が新しい建物に急速に移り変わり、街の景色が一変しつつあります。馴染みある風景が更新されるなかで、色々な世代の懐かしい記憶を呼び覚ましてくれるキッカケになる、100年以上の歴史を横断するランドマークにしたいという思いを『再会』に込めました

思い出の場所で、時空を超えて、それぞれの懐かしい記憶と再会

随所に残る、創業当時のモダンな雰囲気を生かした佇まい

千葉の街をあたたかく照らすため、照明の色の微細な違いにもこだわったそう

100年以上続く安全な建物へ。最新技術で耐震補強

吹き抜けが特長の2階エリア

千葉市美術館のさや堂ホールを彷彿とさせる円柱が印象的

山中さん

「改修工事にあたって、建築当時の設計図が奇跡的に保存されていたのはとても幸運でしたね。この資料により、建物の構造や当時の計画が確認できたので、改修工事の可能性が高まりました。耐震補強については、その分野を得意とする株式会社キーマンさんに依頼しました。大きな柱は、SRF(高弾性材料補強)工法による耐震補強工事を行い耐震性能を高めました。また建築当時は周辺に高い建物がなかったので、四方から採光をとるため窓が多い構造でしたが、現在隣のビルに接している部分は、窓を埋めることで耐震性をさらに高めています」

以前は大きな窓があった場所

撤去した建物の一部を改修工事に活用

昭和35年から使われていた階段の手すりも再利用

人工大理石も、当時は左官職人が現場で手作り

山中さん

「階段上の枠は白い塗装を剥がして、褐色の人工大理石があえて見えるように工夫しました。人工大理石はいまはフォーマット化した工業製品が多いですが、1960年当時は現場で職人さんが人工大理石を作っていたので大変貴重です。残す部分とそうでない部分の判断は、改修設計を担当する建築家の山崎さんと協議しながら決めていきました」

窓を開閉しやすいように付けられた滑車も、今では珍しいものですね

山中さん

「窓枠に使われていた鉄製のフレームで、こちらも当時の職人さんが手作りしたもの。重量もかなりあります。当時の建築を知る貴重な資料なので、今後アートの展示などに活用したいなと考えています」

生まれ変わった屋上スペース。ビアガーデンなどアイデアを形にできる場所へ

見上げると青空が! 開放感も抜群です

山中さん

「3階エリアを利用するテナント様は、屋上スペースも利用できるように整備しました。夏は涼しい風が通り抜けるので、とても気持ちがいいですよ。屋上ビアガーデンなどにぜひ活用いただけたら嬉しいですね」

どんな用途で使われるのか楽しみです!

周辺の環境に配慮した工夫も

景観を良くすることで、街の防犯対策にもつながっています

山中さん

「ゴミのポイ捨て防止や景観を考えて、以前は道路脇に設置していた空調の室外機を3階エリアにまとめることで外から見えなくしました」

千葉の歴史と文化の奥行きを 誰でも身近に感じられる場所に

12月7日に開催された内覧会の様子

山中さん

「けっこう若い方だと文化堂ビル=ローソンさんの印象が強くて、歴史的に価値がある建物ということを知らない方も多いんですね。千葉市中心部の新陳代謝が進んで昔からの建物が無くなっていくなか、歴史的建造物を民間の力で残すことは、色々な可能性が広がるチャンスでもあります」

駅の目の前。千葉にゆかりのあるアーティストとのコラボなど、地域との連携も視野に

地元の方から、文化堂ビルが残って嬉しいとの声もよくいただきます

山中さん

「2025年春、複合商業施設としてグランドオープンしますが、飲食に限らず、映画や音楽、ファッション、落語など、幅広い方に興味を持ってお越しいただけるような企画を模索していきたいと考えています。

1階部分にアートの展示ができるギャラリーを設けており、千葉市美術館や京成ローザも近いので、一緒に何か連携できたらいいですね。

 

歴史的建造物に限らず、街には目に見えないストーリーがたくさん眠っています。

文化堂ビルリニューアルプロジェクト第2章としては、それらを可視化して一般の方にも分かりやすく表現することで、文化の奥行きやシビックプライド(地域への愛着)を醸成するキッカケにしていきたいです」

編集後記

文化堂ビルの前を通ったことは何度もありましたが、中に入ったのは今回が初めてでした。

2025年春のグランドオープンが今からとても楽しみです。

最新情報を知りたい方は、文化堂ビルの公式Instagramをぜひフォローしてくださいね!

文化堂ビル 施設情報

施設名文化堂ビル
住所千葉市中央区富士見2-23-7
アクセス

京成千葉線 千葉中央駅より徒歩1分

千葉都市モノレール葭川公園駅より徒歩3分

JR千葉駅より徒歩10分

公式Instagram文化堂ビル
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株式会社高品ハウジング

文化堂ビルリニューアルプロジェクト

不動産・企画:サステナデザイン株式会社株式会社高品ハウジング

設計:ヤマサキアトリエ

施工:松栄建設株式会社

構造設計・施工:株式会社キーマン

アートディレクション:川島康太郎

 

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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